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I honestly don’t really need the first one translated since it already has a translation somewhere. But it is needed for context of the very last line.
1.)『うーん、ずっと観察していて気付いたんだけどさ、さっきそこで虹色の球が膨らんで消えただ
ろ? アレって多分、一つの世界、宇宙だと思うんだ』
『宇宙ぅ?』
『一つの世界──って……』
『あの球の中では、時間が流れている。その余波で周辺にも時間流が発生するっぽいけど、それ
を観測出来ないんだよね……』
厳密に言えば、時間は流れてはいた。ただし、それを観測する術がないので、ユウキは自分の疲
労度や空腹にならないという状況などから判断して、『時間は流れていない』もしくは『かなりゆ
ったりと流れている』のではないかと推測していたのだった。
ユウキは〝情報子〟に干渉出来ないし、それを観測する事も不可能だ。だから全ては推測になる
のだが、その天才性を遺憾なく発揮して、正解を導き出していたのだ。
だからと言って、帰還する手立てがないので意味はないのだが……。
『それじゃあ、あの虹色の光球のどれかが、私達がいた世界なの?』
『違うと思うぜ。アレは派生世界なんだと思う。光球の発生から終焉まで、全てマチマチだし
ね』
観測出来るエネルギー量から考えても、ここで観測可能な光球はユウキ達がいた世界とは無縁の
場所だろうと思われた。
ユウキのその意見に、マイも同意する。
『確かに。目に見えるような場所にあるなら、私の権能で簡単に帰れるものね……』
マイの演算能力でも、この周辺の座標が基軸世界と大きく異なると導き出せていた。
2.) ならば仕方なしと、時間厚で圧殺する最強奥義〝[刻運絶命][フェイタルロスト]〟を用いたのだが
──これが最悪だった。
この技は、対象の時間流を加速させて時の最果てまで誘うという、生ある者にとって抗いようの
ない究極奥義だ。
.
しかし──ミリムにとっては違った。
より力を蓄えさせただけで、世界を滅ぼす結果となってしまったのである。
これにはクロエも啞然となった。
戯れるように[竜星爆炎覇][ドラゴ・ノヴァ]が連発されて、基軸世界があっという間に崩壊してし
まったのだ。それを最後まで目撃してから、クロエは過去へと戻ったのだが……二度と繰り返して
はならない悪夢だと、強く胸に刻んだのである。
3.) 中空で、白と赤の[覇気][オーラ]が交差する。
星系すら呑み込むであろう熱量が、その小さな質量に満ちていた。衝突するだけで大破壊が巻き
起こるのだが、地上は守護されているので、氷雪が狂ったように吹き荒れるだけで済んでいる。
ヴェルザードには、ギィの攻撃が通用していない。
本気じゃなかったからだ。
ギィは、全てを把握していた。
テスタロッサの勝利も、ボンクラ共の戯言も。
4.) ミリムの両手の間に星粒子が煌めき、この世ならざる破壊の力が渦を巻いている。
それは、星雲の如く。
桁外れのエネルギーが超高密度に圧縮されており、星系すら軽々と消滅させかねないほどの危険
性を秘めていた。
1.)『うーん、ずっと観察していて気付いたんだけどさ、さっきそこで虹色の球が膨らんで消えただ
ろ? アレって多分、一つの世界、宇宙だと思うんだ』
『宇宙ぅ?』
『一つの世界──って……』
『あの球の中では、時間が流れている。その余波で周辺にも時間流が発生するっぽいけど、それ
を観測出来ないんだよね……』
厳密に言えば、時間は流れてはいた。ただし、それを観測する術がないので、ユウキは自分の疲
労度や空腹にならないという状況などから判断して、『時間は流れていない』もしくは『かなりゆ
ったりと流れている』のではないかと推測していたのだった。
ユウキは〝情報子〟に干渉出来ないし、それを観測する事も不可能だ。だから全ては推測になる
のだが、その天才性を遺憾なく発揮して、正解を導き出していたのだ。
だからと言って、帰還する手立てがないので意味はないのだが……。
『それじゃあ、あの虹色の光球のどれかが、私達がいた世界なの?』
『違うと思うぜ。アレは派生世界なんだと思う。光球の発生から終焉まで、全てマチマチだし
ね』
観測出来るエネルギー量から考えても、ここで観測可能な光球はユウキ達がいた世界とは無縁の
場所だろうと思われた。
ユウキのその意見に、マイも同意する。
『確かに。目に見えるような場所にあるなら、私の権能で簡単に帰れるものね……』
マイの演算能力でも、この周辺の座標が基軸世界と大きく異なると導き出せていた。
2.) ならば仕方なしと、時間厚で圧殺する最強奥義〝[刻運絶命][フェイタルロスト]〟を用いたのだが
──これが最悪だった。
この技は、対象の時間流を加速させて時の最果てまで誘うという、生ある者にとって抗いようの
ない究極奥義だ。
.
しかし──ミリムにとっては違った。
より力を蓄えさせただけで、世界を滅ぼす結果となってしまったのである。
これにはクロエも啞然となった。
戯れるように[竜星爆炎覇][ドラゴ・ノヴァ]が連発されて、基軸世界があっという間に崩壊してし
まったのだ。それを最後まで目撃してから、クロエは過去へと戻ったのだが……二度と繰り返して
はならない悪夢だと、強く胸に刻んだのである。
3.) 中空で、白と赤の[覇気][オーラ]が交差する。
星系すら呑み込むであろう熱量が、その小さな質量に満ちていた。衝突するだけで大破壊が巻き
起こるのだが、地上は守護されているので、氷雪が狂ったように吹き荒れるだけで済んでいる。
ヴェルザードには、ギィの攻撃が通用していない。
本気じゃなかったからだ。
ギィは、全てを把握していた。
テスタロッサの勝利も、ボンクラ共の戯言も。
4.) ミリムの両手の間に星粒子が煌めき、この世ならざる破壊の力が渦を巻いている。
それは、星雲の如く。
桁外れのエネルギーが超高密度に圧縮されており、星系すら軽々と消滅させかねないほどの危険
性を秘めていた。